✅ 命令文ってなに?
**命令文(Command)**は、「〜しなさい」「〜してください」「〜しないで」など、相手に何かをしてもらいたいときの表現です。
- Come here.(こっちに来なさい)
- Please open the window.(窓を開けてください)
特徴は、主語がないこと。ふつう「あなたに~してほしい」という意味で使います。
🟦 命令文の基本の形(動詞の原形で始める)
命令文は、動詞の原形(辞書にのっている形)で始めます。
✅ 例文
- Stand up.(立ちなさい)
- Sit down.(座りなさい)
- Be quiet.(静かにしなさい)
- Go straight and turn left.(まっすぐ行って左に曲がりなさい)
※「You are quiet.」のようなふつうの文と違って、主語「You」は省略されます。
🟨 be動詞の命令文の形
be動詞(am / is / are)の命令文は、be(原形)を使います。
✅ 例文
- Be careful.(気をつけなさい)
- Be a good boy.(いい子にしなさい)
🧡 呼びかけを加えるとき
誰かに向けて命令する場合、その名前を文の最初か最後にコンマで区切って入れます。
- Nick, come here.(ニック、こっちに来て)
- Be quiet, Ben.(静かにしなさい、ベン)
✋ 否定の命令文(~してはいけません)
Don’t(= Do not の短縮形)+ 動詞の原形で「~してはいけない」という文になります。
✅ 例文
- Don’t run.(走ってはいけません)
- Don’t open the window.(窓を開けてはいけません)
- Don’t be shy.(恥ずかしがらないで)
- Please don’t be late.(遅れないでください)
✅ be動詞の否定も「Don’t be~」で表現!
🧊 please を使って丁寧に!
please をつけると、命令文がていねいな言い方になります。
✅ 例文
- Please help me.(手伝ってください)
- Be quiet, please.(静かにしてください)
- Please don’t smoke here.(ここでたばこを吸わないでください)
✅ 文の最初または最後に置くことができ、最後に置くときは カンマ(,) を忘れずに!
🎉 1語だけの命令文
短い命令は、動詞だけで通じる!
- Run!(走れ!)
- Stop!(止まれ!)
- Help!(助けて!)
- Look!(見て!)
🌟 よく使う決まり文句(熟語的な命令文)
英語には、よく使われる定型表現の命令文もあります。
- Come on!(さあ、行こう)
- Have fun! / Have a good time!(楽しんできてね)
- Take care!(気をつけて)
- Help yourself.(ご自由にどうぞ)
- Watch out! / Look out!(危ない! 気をつけて!)
👬 Let’s ~「~しましょう」
Let’s + 動詞の原形で「~しよう!」という提案や誘いの表現になります。
✅ 例文
- Let’s play soccer.(サッカーをしよう)
- Let’s go to the park.(公園に行こう)
- Let’s be quiet.(静かにしよう)
✅ 否定形もある!
- Let’s not go out.(出かけるのはやめよう)
- Let’s not be late.(遅れないようにしよう)
🤝 応じ方もおぼえよう!
言われたとき | 応じ方の例 |
---|---|
Let’s ~.(~しよう) | OK! / Yes, let’s! / All right! |
Don’t ~.(~しないで) | OK. / All right.(わかりました) |
Please ~.(~してください) | Sure. / Certainly.(もちろん) |
💡 まとめ:命令文の使い方のポイント
文の種類 | 形 |
---|---|
命令文 | 動詞の原形で始める(主語なし) |
丁寧な命令 | please をつける |
否定命令 | Don’t + 動詞の原形 |
be動詞の場合 | be / don’t be |
提案・誘い | Let’s + 動詞の原形 |
Let’s の否定 | Let’s not + 動詞の原形 |
目次
命令文の使い方|肯定・否定・Let’s文・練習問題と類題プロンプト
✅ 命令文とは?
命令文は、「~しなさい」「~してください」「~してはいけません」など、相手に行動をうながす表現です。
🟦 肯定の命令文
✅ 一般動詞を使った命令文
👉 動詞の原形から始めます(主語 “you” は省略)
- Stand up.(立ちなさい)
- Open the window.(窓を開けて)
✅ be動詞を使う場合
👉 be動詞の原形 “be” を使います
- Be quiet.(静かにしなさい)
- Be careful.(気をつけて)
✅ please を使って丁寧に
👉 please を文頭または文末に置くと丁寧な表現になります
- Please sit down.
- Come here, please.
🟥 否定の命令文
👉 Don’t + 動詞の原形 で「~してはいけない」
- Don’t run here.(ここで走ってはいけません)
- Don’t be late again.(もう遅れてはいけません)
🟨 Let’s~ の文(~しましょう)
👉 “Let’s + 動詞の原形” で「~しましょう」と誘うことができます
- Let’s go to the library.(図書館へ行きましょう)
- Let’s play tennis.(テニスをしましょう)
返答例:
- OK. / All right. / Yes, let’s.
✏️ 練習問題(穴埋め)
次の日本語に合うように、命令文を完成させてください。
- 毎日英語を勉強しなさい。
→ ( ) English every day. - コーディー,窓を開けなさい。
→ Cody, ( ) the window. - 私のかさを使って。
→ ( ) my umbrella. - 3時に来てください。
→ Please ( ) at three. - この部屋では静かにしなさい。
→ ( ) quiet in this room. - まっすぐ行って信号のところで右に曲がってください。
→ Go straight and ( ) right at the traffic light.
✏️ 練習問題(否定文とLet’s)
- ここで野球をしてはいけません。
→ ( ) baseball here. - 恥ずかしがらないで,アヤ。
→ ( ), Aya. - 窓を閉めないでください。
→ Please ( ) the window. - アレックス,そんなに速く歩かないで。
→ Alex, ( ) walk so fast. - 公園へ行きましょう。
→ ( ) to the park. - 駅まで走りましょう。
→ ( ) to the station. - 私の部屋でテレビを見ましょう。
→ ( ) TV in my room.
🤖 ChatGPTで答え合わせしよう!
以下の文章をコピーして、ChatGPTに貼り付けてください👇
次の命令文の問題に答えて、正しい英文とその解説を日本語で教えてください。
1. ( ) English every day.
2. Cody, ( ) the window.
3. ( ) my umbrella.
4. Please ( ) at three.
5. ( ) quiet in this room.
6. Go straight and ( ) right at the traffic light.
7. ( ) baseball here.
8. ( ), Aya.
9. Please ( ) the window.
10. Alex, ( ) walk so fast.
11. ( ) to the park.
12. ( ) to the station.
13. ( ) TV in my room.
🧠 類題を作ろう!
以下の英文の文型(命令文:動詞の原形 / Don’t ~ / Let’s ~)を参考にして、
中1レベルの動詞を使った命令文の穴埋め問題を5問作成してください。
please や 呼びかけ語も含めてもOKです。
英文例:
Please ( ) the door.
出力形式:
1. 英文(空欄あり)
2. 日本語訳
3. 正解
4. 解説(なぜその命令文の形になるのか)